Auther YOSHI・ハヤシ
Photo YOSHI
Date 2002-02-01
神渕川解禁一番乗り
 
2月に入ると中部の一部の河川では1日から解禁となる。解禁釣行を何処にするか悩んでいる時にStreamEyesでも常連のYoshiさんから電話が入った。
彼は地元飛騨川漁協の組合員でもあり、特に神渕川は勤務地の関係で仕事前後に釣りにいっているため大変精通している。彼は管理の関係もあり出勤前に神渕川を監視がてら釣行する様だ。
私自身飛騨川水系は馬瀬川、秋神川、小坂川等上流の河川しか釣行したことがなく、下流部河川状況や環境がどうなっているか非常に興味が湧いた。よって迷わず彼に同行させてもらうこととなった。
飛騨川漁協の管轄するエリアは大変広く、アユ釣りで有名な白川(加子母川)をはじめ黒川、赤川、神渕川などが有名である。
下流部に位置する神渕川も中京地区からのアクセスも非常に楽で、行き届いた河川管理によって比較的初心者でも安心して釣行できる河川としてお奨めできる。また、今年からは放流量も増やされ、早期解禁の成魚放流に依存しなければならないアングラーには何とも嬉しい情報である。
朝5時にYoshiさんを自宅にてピックアップし途中コンビニで漁券を購入しから現地に向かう


 
最初のポイントは七宗町上流にある落合橋付近である。流れは緩やかで要所要所の淵には沈み石あり格好のポイントを形成している。あせる心を抑えつつ早々にタックルに「エルフ48」をセットしキャストした。
数投後Yoshiさんの声があがり振り返るとロッドが弧を描いている。早々にランディングをすませ魚体を確認すると、放流物とはとても思えないほどの綺麗なシラメであった。
私はその魚を見て俄然やる気をだしキャストをするが、ライントラブルを起こし手間を取られてしまった・・・。Yoshiさんはそんな事はお構いなしで次々に魚をキャッチしていく。「鬼だぁ〜、悪魔だぁ〜」と私が叫ぶと、「当然でしょう〜問答無用です!」情け容赦無用である。
胸中穏やかでない私は何とかトラブルを解消しキャストを再開した。すると流心のよれが当たる沈み石から、魚がわらわらとミノーに追従しその中の一匹が急加速し果敢にアタックを仕掛けてくる。「ギラッ」魚が反転した瞬間にフッキングを入れる。子気味よくロッドがしなりなんとも言えぬ嬉しさがこみ上げた反面、「ホッ」と胸を撫で下ろす。魚をキャッチして直ぐにリリースをするが、少し浸けていただけの手の感覚が麻痺してしまうほど水は冷たい。しかし私は悴む手を息で温めながらも連続的に続く魚信を楽しんだ。しばらくして魚信が無くなり「フッ」と時計に目をやると8時を廻っている。Yoshiさんの出勤時間が迫っている。Yoshiさんに伝えると、「あと一箇所チェックして帰りましょう。」と言葉が返ってくる。どうも彼はギリギリまで案内をしてくれるようである。
次に訪れたポイントは先ほどより約1キロ下流の追洞橋の淵。すぐ下流にはここと同じく人気の高いポイント、通称・喫茶店「こだま」裏がある。餌釣りの方が多いため様子をうかがいながら入渓しキャストをするが、ここでは残念ながら魚信が無く切り上げることにした。
Yoshiさんと私はその場で「解禁ダッシュ成功!!」と笑いながら握手を交わし帰路についた。仕事前の限られた時間を割いてギリギリまで案内してくれたYoshiさんに感謝しつつ残雪のこる早春の美濃を後にした。
飛騨川水系を管轄している飛騨川漁業組合では、同水系の黒川にて3月31日にルアー、フライも参加できる『黒川渓流あまご釣り大会』が開催されます。詳しくはStreamEyesのInformationをご参照下さい。
本組合ではC&R区間設定などの河川ゾーンニングの検討も開始しているとのことです。次世代に継承できる河川をめざして私もYoshiさんと足並みをそろえてお手伝い出来ればと考えています。


本誌状況はYoshiさんが執筆して
に掲載されました



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