「九頭竜川」この川の名を耳にしたトラウトアングラーは先ず誰もがサクラマスを思い浮かべるのではないだろうか?そう全国、数ある中でも早期からサクラマスが釣れる有名河川の一つで、名実ともに人気が高く毎年サクラマスを夢見るアングラーで賑わっている。
解禁は、高屋橋〜北陸自動車道・九頭竜川大橋までの区間が2月1日から、鳴鹿堰堤までの全区間の解禁は2月16日〜5月31日までとなっている。
今年は解禁日当日に高屋橋上流で多くの釣果があったようだ。多い人では複数のキャッチ情報もあり、何とも羨ましい限りである。
好釣果の情報に刺激された私は十分な状況調査もせずに急遽釣行計画をたて、DreamWillフィールドテスター陣を誘い九頭竜川を訪れた。
解禁日に実績のあった高屋橋上流に入る予定にしていた我々だったが、情報をキャッチして早くから陣取っていたアングラーでスペースがなく移動を余儀なくされた。他のエリアの情報を取っていない我々は何とか入る隙間のある京福電鉄鉄橋下流部に入川したのは辺りが明るくなってからで、朝マズメの大切な時間を移動に費やしてしまった。
この高屋橋から京福電鉄鉄橋までの区間は例年早い時期に実績のある名ポイント。川幅は広く、さほど荒くない流れが高屋橋付近まで続く。また、遡上したサクラマスが身体を休めるための水深のあるプールが多く点在している。 | | | | | |
今回の使用ルアーは、DreamWill製「elf75MD」でモンスタートラウトをターゲットに設計されたモデルである。
性能は従来のelf48.57モデルを継承し荒瀬でも泳ぎきる安定性を持っている。飛距離についてもこのサイズとは思えないほどの遠投性能を誇り、広範囲に探ることが重要なサクラマス相手にもストレスを感じさせないアイテムである。
キャストを開始し暫くすると雲の切れ目から朝日が差し込んできた。同時にYAZARU氏に微かなアタリがあったようだ。チョットした変化を感じるのもヒットの確立を上げる。
私も冷静に付近を探ると、時折みせる流芯横のかがみ部分に魚影らしきものを発見した。かがみ先のボトムまでルアーを送り込み、ロッドを立て気味に小刻みにジャークで誘ってみた。そして3回目のアクションを加えた瞬間、大きなアタリがあった。だが一瞬の出来事にフッキングのタイミングを逃してしまい痛恨のバラシとなった。またとないチャンスを生かしきれない悔しさに集中力をなくしてしまった私は一気に疲れが出てしまった。 午後からの体力を温存するために一度川を上り昼食を済ませた我々は、京福電鉄鉄橋上から中角橋までの区間に入ることにした。このポイントはヒラキと浅瀬があり京福電鉄鉄橋下の瀬を昇ってきた魚が回遊しながら溜まる場所である | | | | | |
心機一転、気合を入れて中角橋からウェーディングをしながら釣り下っていった。暫くすると先程までの晴天の天候が一変、黒く厚い雲が北風に乗り雪を降らせてきた。
京福電鉄付近でYAZARU氏とYoshi氏にアタリがあったそうだが、私はと云うと大粒の雪と先程のバラシの悔しさが邪魔をして集中力が途切れアタリすらない悲惨な状態である。また、徹夜での強行軍のため疲労感も極限に達していた。
天候も酷く悪化して前もまともに見えない状態に我々はゲームセットとした。
数少ないチャンスをものにするためには、やはり事前の情報把握と冷静さが重要と再認識させられた。一筋縄では中々太刀打ちできない相手だけに、今回の教訓をもとにまたサクラを追い続けてしまうのであろう
本誌状況はこうきくんが執筆して
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