7日早朝、携帯の目覚ましによって深い眠りからたたき起こされた。連日の釣りの疲れもピークに達している状態でフラフラである。今日は阿寒川のC&R推奨区間の取材の日である。前日合流したGijieのN記者も連続の取材で「ボーッ」としている。
我々の宿泊しているホテルから約2時間の早朝ドライブで薄暗い時間に阿寒湖畔に到着した。チョット時間も早いので闇と明け方の幻想的なコントラストの湖畔を散歩するがあまりの寒さにジャンパーを着てのて活動である。
直ぐに集合場所の「フィッシングランド阿寒」の明かりが点灯して漁協の桶屋氏、阿寒プロジェクトの関向代表、春日氏と面談する。
現在阿寒川においては阿寒湖流出口から下流ピリカネップ取水口上流端までを資源有効利用調査とし、阿寒湖流出口から雄観橋までの3kmをノーキルゾーン、雄観橋からピリカネップ取水口上流端をキープゾーンとして1人3匹までのバグリミットを推奨している。
阿寒川C&R推奨区間の状況、問題点、今後の課題などインタビューするが論点となるのは何処のエリアも同様であるが一部の心もとない方のルールを無視した乱獲に集中する。
最近では事前に放流日を確認して放流している傍から餌釣りで釣り上げていく。漁協メンバーやプロジェクトメンバーがリミット注意を促すと一度釣った魚をクーラにあけて、わざわざ家に持ち帰ってからまた入渓するという何とも呆れたことをやっている釣り人もいると云う。
残念ながら現在の阿寒川では鰭ピンの50cm以上魚体にお目にかかることは滅多に出来ないと関向氏が「ボソッ・・・」と呟く。阿寒川の現状を目の当たりにしているプロジェクトメンバーの嘆きとも聞こえ一同沈黙してしまう。 |
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気を取り直していざ実釣へと雄阿寒ホテル跡地に移動した。ここは阿寒銀座とも云えるほど入渓者が多いところだが渓相は非常によく大型の実績の高いところである。
私と春日氏、Gijie編集部のN記者と関向氏、ハヤシマン、あまのじゃく氏そしてカメラマンはYoshiさんに二手に分かれて釣行する。
上流に向かった我々はまず好ポイントと思われる岩が沈んだ渕に遭遇する。
お決まり流芯脇にアップでキャストするが魚の追従は無かった。同行の春日氏に聞くと早朝から多くのアングラーに攻められてプレッシャーがかかっていると云う。
そこでキャストポイントを岩の切れ目にダウンクロスでキャストをし少し沈めてジャークを加える。すると岩の下から黒い塊が突進してきた。サイズはイマイチだがその引きは本州の30cmアップに匹敵する鰭ピンレインボーであった。 |
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次のポイントでも倒木の陰にタイトについていたレインボーを引き出した。底石などが少ないためプレッシングを受けた魚は木下の深みの岩盤や倒木の下に付いていることが多い様である。
数匹釣ったところで上流に向かおうとしたが釣り下って来たアングラーと遭遇したため別同隊を追って下流に向かった。暫くすると別体メンバーが集まって関向氏のFFをジッと見ている。どうも大型魚がヒットしたが残念ながらバラしてしまったとのことである。
ここからは地元の関向氏と春日氏に先行してもらい釣り下ることにした。
後ろに廻った私は木の向こうの崖の上からキャストしている春日氏を確認しながらキャストしていると突然前方の水面が炸裂した。春日氏に大型がかかったようである。すかさずフォローに走るが彼の足場は2m位上でファイトしているが上の木が邪魔で思う様に魚を誘導できないようである。「このままじゃまずいな〜」と心の中で思っている矢先に彼は崖を飛び降りて水中に飛び込んだ。そこは丁度腿位の水深のところで、底が見えないポイントで我々には到底真似の出来ない地元ならではの、ここの水深を判っての行動であった。
無事ランディングしたレインボーは60cmを越える見事な魚体であった。その後関向氏も30cmを超えるグットコンディションの魚を手にして釣行は終了した。
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阿寒川にはリリースのやり方や釣り場の維持について課題は山積だが少しずつ解決していくと言う。我々も遠地ということはあるものの出来るだけお手伝いすることを約束して阿寒を後にした。
今回は写真で大活躍のYoshiさんであったが、翌日の忠類川でカラフトを堪能したあたりから雨が降り出し、別の意味でYoshiさんが活躍してしまった。
お陰様で当日の中標津からの飛行機は飛ばずに翌日の千歳空港の飛行機しか取れず、500km弱のとんだナイトドライブとなってしまった。
今度行く時にはメンバーを厳選しなければと思ったのは僕だけであろうか?
本誌状況はYAZARUが執筆して
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