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春の装いを思わせる陽気となった2月21日にYAZARU氏、あまのじゃく氏と共に長野県下伊那地区の阿知川へ釣行した。当初はYAZARUさんと「何処かに遊びに行こう・・・」と気軽な釣行を予定したが、急遽あまのじゃく氏も参加となり「このメンバーは・・・」と一抹の不安を覚えつつも賑やかな釣行となった。
朝7時に新城市にある私の自宅付近でYAZARUさん、あまのじゃくさんと落ち合い、阿智川のポイントに到着したのは午前9時半だった。
遊魚券を購入し、早速タックルをセットして川へ入ると、雪シロが入ったペパーミントグリーン色と化した水が勢いよく流れている。先ずは、あまのじゃくさんが水温を測ると7℃、思ったよりは高い水温で水量共に申し分ない。
早速キャストを開始し、直ぐにYAZARUさんが25cmのイワナをヒットしたが掛かりが浅くフックアウトとなった。だが、魚の活性は高いようで期待は持てる。YAZARUさんは私に、魚の付く場所や、キャスティング、ロッドワーク等、細かく教えながら移動をしたが予想に反してアタリが無い移動となった。
どのくらい移動して来たであろうか?3人がそれぞれ、各ポイントにルアーを通すが、魚はなかなか姿を見せてくれず、再び、あまのじゃくさんが水温を測ると・・・5℃。雪代による2℃の温度減は、明らかに魚の活性を落としているに違いない。結局、魚の顔を見る事なく、午前の釣りを諦め車へと戻る事にした。
昼食後、今度はひるがみ温泉上流ポイントへと移動した。このポイントは、YAZARUさん、あまのじゃくさん、共に昨シーズン、大型イワナをGETしている御推薦のポイントである。雪代の影響も収まって7℃回復した水温で朗らかな陽気の中での釣行となった今度こそは!と気合を入れ、川に下ると直ぐにあまのじゃくさんが、コンクリートのすき間へ、ルアーを通している。どうやら、イワナを発見したようだ。そのイワナを手中に収めようと頑張るあまのじゃくさんは、私に向かって上流を指指し「ラルフ君、YAZARUさんに付いて行きな!」。見るとYAZARUさんは、素早い動きでポイントをチェックしながら、上流へと移動している。急いで後を追うと、広く川の流れ落ちる一級ポイントで、「ここやりな。」と私にポイントを譲ってくれた。
御言葉に甘え、静か〜にキャスティングポイントに立つと白泡の中に2尾の魚が薄っすら確認出来る。そのポイントにelf48sバルサ(ピンクバック・アワビ)を投入し、反転流を利用してゆっくりシェイキングを掛ける。すると、2尾いた中の一尾がルアーに反応し、ひつこく絡んで来た!。しかし、食せれずにルアーをピックアップ
そして2投目、同じ様に白泡の中からルアーに絡んでくるイワナに対して、シェイキングを止め、一瞬ルアーを定位させた瞬間、イワナがルアーを食えた!「よっしゃ〜!」と合わせを入れると、「コツン」のロッドの響きと共にイワナは、白泡の中に戻って行ってしまった。。。そうである・・・恒例の“チックン”をやってしまったのだ・・・。
このポイントをギブアップしてYAZARUさんに渡すとことにした。するとその一部始終を見ていたYAZARUさんは、「同じ位置から何回もキャスト繰り返すのではなく、立ち位置を変えるんだよ」と、私の立った場所よりも、少し上へ立ち、ルアーを通すコースを変えた。すると、白泡の中から抜け出したルアーの後ろから、25cmのイワナがルアーに食いついた。そして、一気フッキングさせ抜き上げたYAZARUさんは、私の方を振り向き、「なっ!」と一言。だが、その瞬間イワナは、YAZARUさんの後ろで、自らフックを外し白泡の中へ戻って行った。
YAZARUさんは、笑いながら「掛けたら一気に抜き上げなきゃダメ〜」「“なっ!”とか言ってると、バラしちゃうからね。」と、教えてくれた・・・。
再び釣り上がり、暫らくすると、阿智川に黒川が流れ込む合流点に差し掛かった。ここでYAZARUさんは、あまのじゃくさんに「黒川の水温を測ってくれ」と指示を出した。どちらの川を攻めるか決めるようである。
すると、黒川の水は5℃と低く、YAZARUさんはこのまま阿智川を釣り上がる事を選択した。
その阿智川を、どんどん釣り上がって行くと一番上流部に釣座を取ったYAZARUさんの「お〜い」と私を呼ぶ声が。駆け寄るとYAZARUさんの足元には25cmのヒレピンイワナが横たわっている。YAZARUさんは、「もう一尾いたぞ」の言葉に、あまのじゃくさんが続いてキャストをするが、もう一尾のイワナは姿を見せなかった・・・。
結局、納竿予定の上流地点に到着し、道路に上がり車へと向かう。しかし、停車地点まで道路を歩くとなると結構な距離があるのでは?川原を歩いた方が近いと、あまのじゃくさんが途中、何とか川へ下れる道を発見した。
どうせ川に下りたのだから、釣り下りながら停車地点へ向かう事に。
時間は既に、イブニングモードに突入していると言う事もあり、速いペースでポイントを攻めて行くと、あまのじゃくさんが叫んだ!「ヤッター!!」。
「うそでしょ〜」と近寄ると、ネットの中に23cmのイワナが。今までに、見た事の無い笑顔のあまのじゃくさんは、「ニコパチ写真撮って〜ラルフくん♪」。私は、その言葉に素直に従うが、自分が釣れていないだけに、気分はとてもブルーだ。「撮って上げるから、もっと笑えー!」とやけくその私の言葉に、素直に従うあまのじゃく氏・・・。
早々に写真撮影も終らせ、ヘタレ気分でキャストを続ける私に、魚からの反応は無い。正直言って、ヤバイ!この雰囲気は最悪だ。このままでは、帰りの車内はYAZARU氏、あまのじゃく氏による好例の“酒の魚”状態は間違いない・・・。「まずいぞ!やばいぞ!」と、目に見えないプレッシャーが私を襲う。
停車場まであと200mと近着き、終ったか?と思えたその時、反転流が流れ込む、岩の隙間を発見。「今日教えてもらったことを思い返して、ここで釣るぞ!」と自分に言い聞かせ、エルフを投入。岩の隙間へ流れに乗って吸い込まれたエルフに、シェイキングを掛けると、「ビクビク!」ロッドを握る手に生命反応が!落着いて合わせを入れて一気に抜き上げると、待ちに待ったイワナがエルフを食えて岩の隙間から飛び出した。小型ではあるが「ヨッシャー」GET〜!本当に嬉し〜い。
今度は、私の最高のニコパチ写真を撮って頂き、今回私にドラマをくれたイワナを優しくリリースして、今日の釣行は終了となった。
今回の釣行で春先の低水温は時間ごとに大きく変化し魚に大きな影響を与えることを顕著に体験した。またポイント功略に於いても全く異なることも学びいい教訓となった。
しかし「鴨」にならなくてよかったな〜〜。
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