梅雨入り宣言がされたにもかかわらず雨が降らない上に、連日30℃を超える真夏日が続く6月25日、今日は一日YAZARUさんを独り占めの「日帰り長野県開田村一周釣行」で何とも贅沢な釣行である。 AM6時、私の夢だった「ヤマトイワナとの出会い」を実現すべくヤマトイワナの聖地、木曽川上流に向けYAZARUさんの車にて出発。本当なら、「貫けるような青空の元、深緑の森と清らかな流れの中、昔から信仰の対象としてあがめられてきた残雪の霊峰御嶽山をバックに・・・。」と洒落たい所だが、「晴天、高温、渇水。」渓流釣りには余りにも厳しい条件下、果たしてバラシ王チップは魚の姿を見る事が出来るのだろうか? 「取りあえず西野川のC&Rで釣って勢いを付けようか!」YAZARUさんはそう言って「西野川C&Rエリア」を案内してくれた。 AM8時30分過ぎ現地駐車場に着き、エアコンの効いた車から降りるとムッとする暑さ、着替えをしているだけで汗が出て来た。駐車場下に見える川は本流と同じくアオコが発生し、YAZARUさん曰く「こんなに水の少ない西野川は始めてだ。」と言う程だった。 川に下りると「釣れた実績のあるポイントを教えてあげるから。」と言って、私を常に先行させながら、「立ち位置、キャストの位置、ロッドの向き、アクションの掛け方」などを丁寧に教えて下さった。 今まで何十年とやっていた渓流竿を措き、ルアー釣りを始めて1年半、ずっと我流でやって来たのでYAZARUさんの言われる一つ一つが理に適っていて、納得の連続だった。 しかし釣りを開始して30分、今だ一匹も釣れなくて少し焦り出していた。YAZARUさんは「居ない?居ない?」と私に聞くが「居ない」なんてとても言えず、「私には出せません。」と言ってかわし続けていた。「ヤバイ!ヤバイぞ!」そう思えば思うほど後ろに居るYAZARUさんの視線が気になって、ドンドン肩に力が入る。
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